2009/10/25

悲しいときに座る椅子の話。

恋人同士のふたりの間には、悲しい時にだけ座ることの許される椅子がある。
ふたりはつらい時や悲しい時に、その椅子に腰掛けて泣いたり憂鬱になったりする。
ただ残念ながら、その椅子は一脚しか用意されていない。
彼らだけではない。
他のどんな恋人達の間にも、その椅子は二人で一つしか用意されていない。

たとえば悲しみに暮れた女の子が椅子に腰掛けて涙を流す日、男の子はそばで彼女を励まして支えるだろう。
間違っても女の子と同じようにネガティブに落ち込んだりしてはいけない。
それは一脚しかない椅子を横取りして座るのと同じなのだから。
突然椅子を取られた女の子は、有無を言わさず立ち上がり泣くのをやめる他ないのだから。
座りたいのならば女の子が立ち上がってから座ればいい。変わりばんこでいい。


これは僕が人間関係を調律する上でよく念頭に置いている心理学の一つ。
どちらかが落ち込んでる時は、自分は落ち込まない。元気を分けてあげる。
席は譲り合いが基本。ですね。

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