2009/12/23

最寄りの停留所でバスを降りた僕は、
近くのコンビニで買ったビタミン剤を飲み干して一つため息を吐き出しました。
師走の朝帰り。
働かない頭をフリーザーに放り込むように冬の外気に晒しては、
先ほどすり抜けてきた曖昧な夜の出来事について思案するのです。

fucks sake.

小さな世界の小さな町は、気付けばすっかりと雨に降られていました。
空は鼠色の分厚い雨雲に覆われ、僕は帰路を急ぎます。
舗装された歩道は枯れ木の街路樹がミニマルに配置され、
雨に濡れたアスファルト特有のにおいを醸し出していました。
新興中の町並みは無駄に広く整然としていて、どこかもの悲しいです。
人気のない公園、清潔感のある駅、芝を丁寧に苅られた空き地。
そう言ったある種の静けさが、僕は嫌いではありません。

ただいま。
アクセサリーを取り外し、冷蔵庫のミネラルを飲み、
つけた香水を脱ぎ捨てるように熱いシャワーを浴びて、体をリセットする。
徹夜明けの朝帰りにベッドに横になることは、僕が大変好きな瞬間の一つです。
疲れた体を休める充足感と、昨夜の一握のやるせなさを呑み込んで、
僕は静かに睡魔に身を委ねるのです。

では、おやすみなさい。

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