2010/01/10

今朝方、5時起きで青果市場に行ってきた。
実はもう14の頃からこの仕事に携わってるのだけど、仕事として市場に行ったのは今回が初。

朝の青果市場はリアル。
屋根しかない吹きっさらしの建物はもう馬鹿みたいに寒くて、
小汚い前掛けをした頑固そうなじじい達が煙草を吸いながら品定めをしている。
仲買は荷物を運搬する車のようなものを慌しくびゅんびゅん飛ばしている。
7時になると競り人が登場し、持ってきた台に上がって独特の音頭を取りながら競りが始まる。
一斉に競り札が上がり、流動的かつ瞬間的に品物が競り落とされていく。
テレビで芸能人がやってるオークションみたいなヌルいもんじゃない。
買い手は一瞬で原価計算、店の在庫、品物の程度、売り切るだけの日数などから
数字をはじき出して値段を書いて競り札を掲げる。
それは頭の回転というよりも、もはや動物的な勘に近い。
凄まじい勢いで取引がなされていく様子は圧巻。
後で揉めないよう、競り人はカセットテープで録音しながら競りを進めている。
まじ半端ない。はっきり言って僕には誰がいくらで競り落としてるかすら分からなかった。
やれんのか?大丈夫か?おれ。みたいな。

とにかくあの圧倒的な空気に慣れるとこから始めないと。流れをつかむ。空気を奪る。
やっぱり八百屋の肝は競りなんだと確信した。

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